母ついに歯医者に行く(とっても嫌々だったけれど)
先日、高齢者用の宅配弁当を食べていた母の歯が欠けました。
根元から思いっきりぽっきり・・・
前から3番目なので微妙に笑うと穴が開いて見える・・・
母は歯医者がとっても嫌いでなんだかんだ言って行かないようにしていましたが
さすがに行く決心をしました。
普通の食事なのに、しかも高齢者用、出歯が折れるってあるのかな?
そんな疑問をすっぱり解決してくれた歯医者さん曰く
「虫歯だったから根元から折れちゃったのね」
えぇ~歯が折れるほどの虫歯って痛いんじゃない?
って驚きましたが、高齢者は神経が無くなっていることもあるから痛くないのだそう・・・
だから、虫歯に気づかなかったのだそうです。
母は無い歯が多く、残っている歯で上下嚙合わせるのが2本くらいしかないのです。
今回折れてしまった歯は笑うと見えてしまう部分だし。
歯医者さんは「入れ歯入れないと食べられなくなるよ」としつこく勧めてきますが
母は入れ歯を作っても絶対に使わないので、「作らなくていいです!」と(私は渋々・母は嬉しそうに)はっきりと歯医者さんに伝えました。
娘の私としては、きちんと入れ歯を作っておいしく食事をしてほしいところですが・・・
以前、入れ歯を作ったことがあり、「入れ歯入れて~」と何回言っても
知らないうちに外してしまう母と大揉めになったので
あきらめています。
結局折れた歯の部分だけ根元からきれいに処理して詰めて終了になりました。
私は母の歯がないことで苦労しているのを見ているので
定期的に歯医者さんに通ってメンテナンスしています。
母を歯医者に行く気にさせるのはすっごく大変ですが、反面教師としては大いに役立ってくれてるなって思います。
疑問・・・
よく歯がない高齢者は、歯茎が固くなって歯の代わりになんでも嚙むことができるって言いますよね。
でも、1~2本でも上下かみ合う歯があるということは、歯茎ではかみ合わないからいつもその歯だけで噛んでいるのか?
それってすごく疲れないのか?
母に聞きましたが、本人もどんな風に噛んでいるのかよく分からないそうです・・・
普通に食事ができているからいいのかな?